マクドナルド社員「ポケモンGOの若いプレーヤーが殺到し、飲み物だけで長時間粘られたら、客単価は下がるし、高価格帯の客足が遠のく恐れもある」ポケモンGOとコラボも…日本マクドナルドが恐れるリスク2016年7月23日 10時26分日刊ゲンダイ「ポケモンGOとのコラボレーションを近々実施する」と発表した日本マクドナルドHD。22日午前の取引時間中に「ポケモンGO」の日本での配信開始が伝わると、市場はすぐさま好感し、株価は一時、前日比約9%高の3790円をつけるなど、一気にポケノミクス相場の“主役”に躍り出た。「いよいよ、ポケモンGOの国内配信が始まったことで、もう一段高を期待できます。21日につけた年初来高値3875円を超えるのも時間の問題かもしれない」(外資系証券会社関係者) マックは全国約2900カ所の店舗を、アイテムが入手できる「ポケストップ」やキャラクターを対戦させる「ジム」として使う予定で、マック復活の起爆剤になると期待が高まっている。 マックの2016年1〜6月期の既存店売上高は前年同期比23%増。9半期ぶりのプラスで、12月期連結決算では3年ぶりの経常黒字を見込む。「ポケモンGOとコラボした米NYのピザ店では来客数が75%増えたという話もあります。マックも爆発的に増えることは間違いない。14年の鶏肉偽装問題からようやく復活の兆しが見えてきているだけに、弾みをつけたいところでしょう」(業界関係者) とはいえ、来客数増がそのまま売り上げ増につながるのかといえば、疑問符が付く。 マックは「真偽を含めて答えられない」(広報担当者)というが、同社の社内メールとみられる文書が19日に掲示板サイトに“流出”し、大騒ぎに。そのメールにはポケモンGOフィーバーで想定されるリスク状況として、〈(プレーヤーの)長時間滞在〉〈購入なく滞在〉〈プレーヤーと顧客のトラブル〉〈客席不足〉――などが挙げられていた。 マックの最近の回復は来客数を増やそうと焦って始めた低価格路線をやめ、高価格帯の新商品を打ち出し、客単価が上昇したことが大きい。同社中堅社員は「ポケモンGOの若いプレーヤーが殺到し、飲み物だけで長時間粘られたら、客単価は下がるし、高価格帯の客足が遠のく恐れもあります」と不安がる。 飲食業界事情に詳しいジャーナリストの田中幾太郎氏もこう言う。「売上高プラスといっても、比較する前年の業績が悪すぎただけで、復活にはほど遠い。まあ、一時的に売り上げは伸びるでしょうが、マック以外の飲食チェーンがポケモンGOに参入してくる可能性だってある。長期的な業績アップにつながるかは大いに疑問です」 あっさり「売り上げゲットだぜ!」とは、いきそうもないhttp://news.livedoor.com/article/detail/11798428/
マクドナルド社員「ポケモンGOの若いプレーヤーが殺到し、飲み物だけで長時間粘られたら、客単価は下がるし、高価格帯の客足が遠のく恐れもある」
ポケモンGOとコラボも…日本マクドナルドが恐れるリスク
2016年7月23日 10時26分
日刊ゲンダイ
「ポケモンGOとのコラボレーションを近々実施する」と発表した日本マクドナルドHD。22日午前の取引時間中に「ポケモンGO」の日本での配信開始が伝わると、市場はすぐさま好感し、株価は一時、前日比約9%高の3790円をつけるなど、一気にポケノミクス相場の“主役”に躍り出た。
「いよいよ、ポケモンGOの国内配信が始まったことで、もう一段高を期待できます。21日につけた年初来高値3875円を超えるのも時間の問題かもしれない」(外資系証券会社関係者)
マックは全国約2900カ所の店舗を、アイテムが入手できる「ポケストップ」やキャラクターを対戦させる「ジム」として使う予定で、マック復活の起爆剤になると期待が高まっている。
マックの2016年1〜6月期の既存店売上高は前年同期比23%増。9半期ぶりのプラスで、12月期連結決算では3年ぶりの経常黒字を見込む。
「ポケモンGOとコラボした米NYのピザ店では来客数が75%増えたという話もあります。マックも爆発的に増えることは間違いない。14年の鶏肉偽装問題からようやく復活の兆しが見えてきているだけに、弾みをつけたいところでしょう」(業界関係者)
とはいえ、来客数増がそのまま売り上げ増につながるのかといえば、疑問符が付く。
マックは「真偽を含めて答えられない」(広報担当者)というが、同社の社内メールとみられる文書が19日に掲示板サイトに“流出”し、大騒ぎに。そのメールにはポケモンGOフィーバーで想定されるリスク状況として、〈(プレーヤーの)長時間滞在〉〈購入なく滞在〉〈プレーヤーと顧客のトラブル〉〈客席不足〉――などが挙げられていた。
マックの最近の回復は来客数を増やそうと焦って始めた低価格路線をやめ、高価格帯の新商品を打ち出し、客単価が上昇したことが大きい。同社中堅社員は「ポケモンGOの若いプレーヤーが殺到し、飲み物だけで長時間粘られたら、客単価は下がるし、高価格帯の客足が遠のく恐れもあります」と不安がる。
飲食業界事情に詳しいジャーナリストの田中幾太郎氏もこう言う。
「売上高プラスといっても、比較する前年の業績が悪すぎただけで、復活にはほど遠い。まあ、一時的に売り上げは伸びるでしょうが、マック以外の飲食チェーンがポケモンGOに参入してくる可能性だってある。長期的な業績アップにつながるかは大いに疑問です」
あっさり「売り上げゲットだぜ!」とは、いきそうもない
http://news.livedoor.com/article/detail/11798428/