>>186印象操作? 「ウナギ2.7トン廃棄」に踊らされてはいけない 2018年6月8日 もったいない話と思うだろう。2.7トンものウナギが廃棄されているという。これから夏の土用にかけて、ウナギが最も売れる時季だけに見逃せないデータだ。調査したのは、環境保護団体グリーンピースジャパンで、イオンやイトーヨーカ堂、ダイエーなど小売り大手18社にニホンウナギを廃棄したかについてアンケート。16社が回答し、そのうち5社が廃棄した量を答え、その合計は2.73トンに上ったという。 ウナギといえば夏の風物詩で、絶滅危惧種に指定されている。今回の調査結果を受けて、ネット上には「けしからん」といったコメントが相次いでいるが、果たしてそうか。水産ジャーナリストの西潟正人氏が言う。「廃棄した量を足し算するとものすごい量に思えますが、ウナギはもちろん、水産物はほとんど廃棄しません。流通業者は薄利多売ですから、廃棄する量が多いと、経営に響く。環境保護団体の発表だけに、調査結果は印象操作に思えます」 なるほど、廃棄量を回答したニホンウナギの取扱量は合計310トンで、廃棄率は幅があるとはいえ0.2〜3%ほど。営業努力の跡が見て取れるだろう。「廃棄するとして考えられるのは、輸入量の見込み違いでしょう。ニホンウナギは日本のほか、中国や韓国、台湾でも捕れるので、中国産も少なくありません。真空パックで輸入した冷凍モノを店に出したら、再冷凍はできません。残ったら、廃棄せざるを得ません」 たとえば、メバルならまず一匹のまま売り、その日売れ残ったら、焼いたり、煮たりして総菜にする。大型のブリなどはすべてを切り身にせず、売れ行きを見ながら、店頭に並べる。売れ行きがよければ、最も利益率が高い刺し身で売り切り、イマイチだと醤油や味噌漬けに。最後はブリ大根など総菜だという。「ウナギも、キュウリと和えるウザクや卵焼きで巻くウマキなど売り切る工夫をしているスーパーは珍しくありません」以下本文https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/230701
>>186
印象操作? 「ウナギ2.7トン廃棄」に踊らされてはいけない
2018年6月8日
もったいない話と思うだろう。2.7トンものウナギが廃棄されているという。これから夏の土用にかけて、ウナギが最も売れる時季だけに見逃せないデータだ。調査したのは、環境保護団体グリーンピースジャパンで、イオンやイトーヨーカ堂、ダイエーなど小売り大手18社にニホンウナギを廃棄したかについてアンケート。16社が回答し、そのうち5社が廃棄した量を答え、その合計は2.73トンに上ったという。
ウナギといえば夏の風物詩で、絶滅危惧種に指定されている。今回の調査結果を受けて、ネット上には「けしからん」といったコメントが相次いでいるが、果たしてそうか。水産ジャーナリストの西潟正人氏が言う。
「廃棄した量を足し算するとものすごい量に思えますが、ウナギはもちろん、水産物はほとんど廃棄しません。流通業者は薄利多売ですから、廃棄する量が多いと、経営に響く。環境保護団体の発表だけに、調査結果は印象操作に思えます」
なるほど、廃棄量を回答したニホンウナギの取扱量は合計310トンで、廃棄率は幅があるとはいえ0.2〜3%ほど。営業努力の跡が見て取れるだろう。
「廃棄するとして考えられるのは、輸入量の見込み違いでしょう。ニホンウナギは日本のほか、中国や韓国、台湾でも捕れるので、中国産も少なくありません。真空パックで輸入した冷凍モノを店に出したら、再冷凍はできません。残ったら、廃棄せざるを得ません」
たとえば、メバルならまず一匹のまま売り、その日売れ残ったら、焼いたり、煮たりして総菜にする。大型のブリなどはすべてを切り身にせず、売れ行きを見ながら、店頭に並べる。売れ行きがよければ、最も利益率が高い刺し身で売り切り、イマイチだと醤油や味噌漬けに。最後はブリ大根など総菜だという。
「ウナギも、キュウリと和えるウザクや卵焼きで巻くウマキなど売り切る工夫をしているスーパーは珍しくありません」
以下本文
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/230701