【愛知】訪日外国人の増加で、ホテルの建設ラッシュが続く名古屋 インバウンドへの期待が先行しすぎて、いずれ供給過多になる懸念も… 名古屋市中心部の主な新規開業ホテルhttps://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190117005272_comm.jpg18日に開業した「ホテルJALシティ名古屋 錦」=名古屋市中区https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190117003012_comm.jpg「ホテルJALシティ名古屋 錦」の客室=名古屋市中区https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190117003015_comm.jpg「ホテルJALシティ名古屋 錦」の客室の床は、隣接する堀川の流れをイメージした=名古屋市中区https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190117003027_comm.jpg名古屋で建設中のホテル。このホテルでは、近隣の劇場「御園座」の雰囲気をいかして、木を多く使って「和」の雰囲気を出す予定だ=名古屋市中区https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190117003509_comm.jpg近年の訪日外国人の増加やリニア中央新幹線の開業もあり、名古屋市中心部では続々とホテルの建設が進んでいる。各ホテルでは部屋の広さや内外装で工夫をこらし、他社との差別化を図っているが、一部では供給過多を心配する声も出ている。2019年1月18日にオープンしたばかりの全216室の「ホテルJALシティ名古屋 錦」は、地下鉄伏見駅の徒歩圏に所在する。名古屋駅からも徒歩10分でアクセスできる好立地で、宿泊料は一泊1万2000円ほど。堀川沿いの立地を活かし、各室の床を水流のようなデザインにも注目だ。総支配人の大山哲生氏は「シングルルームがなく、いずれも広めの部屋を用意した」とアピールしており、大きめのバスルームやミラーリング機能付きの4Kテレビが注目を集めている。JALシティの運営会社であるオークラ ニッコー ホテルマネジメントは、「ホテルJALシティ名古屋 錦」から徒歩わずか数分の場所に、別ブランド「ニッコースタイル」のホテルを建設中。こちらは、宿泊客と地元住民が交流できるロビーを設ける計画だという。大和ハウスグループのダイワロイヤルホテルシティは、2019年4月に「ダイワロイヤルホテル D-CITY 名古屋伏見」を開業予定。歌舞伎の劇場「御園座」に近いことから、木を多用し「和」の雰囲気を演出する。そのほか、同年6月にはユニゾグループの「ホテルユニゾ名古屋駅前」が開業予定。アパグループは、名古屋駅周辺にアパホテルを計3棟新設する。不動産サービス大手のCBREによると、名古屋市のホテル客室数は2016年に1万9千室程度だったが、以降2020年前後までに新規の開業分で6千室ほど増える見通しだという。愛知県のビジネスホテルの稼働率は、全国平均を上回る高水準で、需要に対し供給が足りないという認識が業界的には一般的。しかし一部では、インバウンドへの期待が先行しすぎており、いずれ供給過多になるという懸念も広がっている。観光庁の平成29年宿泊旅行統計調査によると、愛知県の外国人延べ宿泊者数は約254万人泊で、前年と比べ+6.3%上昇。全国で8番目の宿泊者数となった。東京や大阪、京都といった人気都市だけでなく、近年は地方へ足を運ぶインバウンドが増加している中、それらの観光拠点となるターミナル都市のホテル数増加は必要不可欠と言える。今後も各ホテルが趣向を凝らした宿泊施設をつくり、差別化を図ることで、一層ホテル業界が盛り上がっていくことを期待したい。(HOTELIER編集部)HOTELIER 2019年1月22日https://www.hotelier.jp/inboundnews/ma/20190122-002.html
【愛知】訪日外国人の増加で、ホテルの建設ラッシュが続く名古屋 インバウンドへの期待が先行しすぎて、いずれ供給過多になる懸念も…
名古屋市中心部の主な新規開業ホテル
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190117005272_comm.jpg
18日に開業した「ホテルJALシティ名古屋 錦」=名古屋市中区
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190117003012_comm.jpg
「ホテルJALシティ名古屋 錦」の客室=名古屋市中区
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190117003015_comm.jpg
「ホテルJALシティ名古屋 錦」の客室の床は、隣接する堀川の流れをイメージした=名古屋市中区
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190117003027_comm.jpg
名古屋で建設中のホテル。このホテルでは、近隣の劇場「御園座」の雰囲気をいかして、木を多く使って「和」の雰囲気を出す予定だ=名古屋市中区
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190117003509_comm.jpg
近年の訪日外国人の増加やリニア中央新幹線の開業もあり、名古屋市中心部では続々とホテルの建設が進んでいる。各ホテルでは部屋の広さや内外装で工夫をこらし、他社との差別化を図っているが、一部では供給過多を心配する声も出ている。
2019年1月18日にオープンしたばかりの全216室の「ホテルJALシティ名古屋 錦」は、地下鉄伏見駅の徒歩圏に所在する。名古屋駅からも徒歩10分でアクセスできる好立地で、宿泊料は一泊1万2000円ほど。堀川沿いの立地を活かし、各室の床を水流のようなデザインにも注目だ。総支配人の大山哲生氏は「シングルルームがなく、いずれも広めの部屋を用意した」とアピールしており、大きめのバスルームやミラーリング機能付きの4Kテレビが注目を集めている。
JALシティの運営会社であるオークラ ニッコー ホテルマネジメントは、「ホテルJALシティ名古屋 錦」から徒歩わずか数分の場所に、別ブランド「ニッコースタイル」のホテルを建設中。こちらは、宿泊客と地元住民が交流できるロビーを設ける計画だという。
大和ハウスグループのダイワロイヤルホテルシティは、2019年4月に「ダイワロイヤルホテル D-CITY 名古屋伏見」を開業予定。歌舞伎の劇場「御園座」に近いことから、木を多用し「和」の雰囲気を演出する。そのほか、同年6月にはユニゾグループの「ホテルユニゾ名古屋駅前」が開業予定。アパグループは、名古屋駅周辺にアパホテルを計3棟新設する。
不動産サービス大手のCBREによると、名古屋市のホテル客室数は2016年に1万9千室程度だったが、以降2020年前後までに新規の開業分で6千室ほど増える見通しだという。愛知県のビジネスホテルの稼働率は、全国平均を上回る高水準で、需要に対し供給が足りないという認識が業界的には一般的。しかし一部では、インバウンドへの期待が先行しすぎており、いずれ供給過多になるという懸念も広がっている。
観光庁の平成29年宿泊旅行統計調査によると、愛知県の外国人延べ宿泊者数は約254万人泊で、前年と比べ+6.3%上昇。全国で8番目の宿泊者数となった。東京や大阪、京都といった人気都市だけでなく、近年は地方へ足を運ぶインバウンドが増加している中、それらの観光拠点となるターミナル都市のホテル数増加は必要不可欠と言える。
今後も各ホテルが趣向を凝らした宿泊施設をつくり、差別化を図ることで、一層ホテル業界が盛り上がっていくことを期待したい。(HOTELIER編集部)
HOTELIER 2019年1月22日
https://www.hotelier.jp/inboundnews/ma/20190122-002.html