【青森】無縁仏が急増 平成最多/青森市三内霊園4/3(水) 8:40配信Web東奥 青森市で家族・親類などの引き取り手がなく、市西部の三内霊園にある無縁塔・無縁納骨堂に「無縁仏」として安置される遺骨が2018年度、68柱となり平成以降で最多に上ることが2日までに、同市への取材で分かった。同市の無縁仏は近年、増え方が著しいが詳しい理由は分かっていない。 18年度末現在、無縁仏の納骨総数は1626。このうち平成期は655柱で、全体の4割を占める。毎年度の納骨数は、90年代はおおむね1桁で、多くても17柱(95、97年度)だったのが、2000年代は大半が2桁。10年代以降の無縁仏は計384柱で、平成期の約6割を占める。15年度には初めて60柱を超えた。18年度はさらに増えて68柱となり、市担当者は「今までにない異常な数」と驚く。 15、16年度に60柱を超えた理由の一つは墓地改葬で、引き取り手がなく行き場を失った遺骨(15年度12柱、16年度17柱)を含むためという。墓地名義人の死亡や所在不明、あるいは面倒を見る親族がなく、管理料の支払いが5年間滞った区画は使用権が消滅し、埋葬された遺骨も無縁塔・納骨堂に移される。ただ18年度は改葬による遺骨はなかった。 市によると市内に住所がなく、「行旅病人および行旅死亡人取扱法」の対象となる、いわゆる「行き倒れ」の事例は年間数件程度だという。市担当者は近年、1人暮らし高齢者が増え、無縁仏の増加につながっている−と推測する。 だが、市社会福祉協議会がまとめた65歳以上の1人暮らし高齢者数は、14年度6481人、15年度6722人と増えたが、16年度は6627人、17年度6517人、18年度6448人と減少している。市が調査した1人暮らし高齢者の生活保護受給者数は14年度3189人、15年度3368人、16年度3491人から、17年度には3370人に落ち込み、18年度は3387人。両方とも数値が単調な右肩上がりでないため、無縁仏急増との関連は不明だ。<無縁仏> 身寄りがなかったり、家族・親族が引き取りを拒んだりした死者は、墓地埋葬法、あるいは行旅病人および行旅死亡人取扱法に基づき公費で埋葬される。青森市は1950(昭和25)年、三内霊園に無縁塔を建立し、45年の青森空襲の身元不明の犠牲者や無縁仏を埋葬してきた。さらに2015年に、遺骨を仮安置する無縁納骨堂を整備した。市営の墓地は他に月見野、八甲田、浪岡があるが無縁塔があるのは三内だけ。 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190403-00000003-webtoo-l02
【青森】無縁仏が急増 平成最多/青森市三内霊園
4/3(水) 8:40配信
Web東奥
青森市で家族・親類などの引き取り手がなく、市西部の三内霊園にある無縁塔・無縁納骨堂に「無縁仏」として安置される遺骨が2018年度、68柱となり平成以降で最多に上ることが2日までに、同市への取材で分かった。同市の無縁仏は近年、増え方が著しいが詳しい理由は分かっていない。
18年度末現在、無縁仏の納骨総数は1626。このうち平成期は655柱で、全体の4割を占める。毎年度の納骨数は、90年代はおおむね1桁で、多くても17柱(95、97年度)だったのが、2000年代は大半が2桁。10年代以降の無縁仏は計384柱で、平成期の約6割を占める。15年度には初めて60柱を超えた。18年度はさらに増えて68柱となり、市担当者は「今までにない異常な数」と驚く。
15、16年度に60柱を超えた理由の一つは墓地改葬で、引き取り手がなく行き場を失った遺骨(15年度12柱、16年度17柱)を含むためという。墓地名義人の死亡や所在不明、あるいは面倒を見る親族がなく、管理料の支払いが5年間滞った区画は使用権が消滅し、埋葬された遺骨も無縁塔・納骨堂に移される。ただ18年度は改葬による遺骨はなかった。
市によると市内に住所がなく、「行旅病人および行旅死亡人取扱法」の対象となる、いわゆる「行き倒れ」の事例は年間数件程度だという。市担当者は近年、1人暮らし高齢者が増え、無縁仏の増加につながっている−と推測する。
だが、市社会福祉協議会がまとめた65歳以上の1人暮らし高齢者数は、14年度6481人、15年度6722人と増えたが、16年度は6627人、17年度6517人、18年度6448人と減少している。市が調査した1人暮らし高齢者の生活保護受給者数は14年度3189人、15年度3368人、16年度3491人から、17年度には3370人に落ち込み、18年度は3387人。両方とも数値が単調な右肩上がりでないため、無縁仏急増との関連は不明だ。
<無縁仏> 身寄りがなかったり、家族・親族が引き取りを拒んだりした死者は、墓地埋葬法、あるいは行旅病人および行旅死亡人取扱法に基づき公費で埋葬される。青森市は1950(昭和25)年、三内霊園に無縁塔を建立し、45年の青森空襲の身元不明の犠牲者や無縁仏を埋葬してきた。さらに2015年に、遺骨を仮安置する無縁納骨堂を整備した。市営の墓地は他に月見野、八甲田、浪岡があるが無縁塔があるのは三内だけ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190403-00000003-webtoo-l02