北朝鮮、サイバー攻撃で兵器開発資金2100億円入手=国連報告書北朝鮮に対する制裁決議の履行状況を監視する国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会・専門家パネルは、北朝鮮が暗号資産(仮想通貨)交換業者などに対するサイバー攻撃を繰り返し、最大で推定20億ドル(約2120億円)を手に入れた可能性を指摘する中間報告書をまとめた。国連外交筋が明らかにした。 専門家パネルが2日に制裁委員会に提出した報告書では、北朝鮮が2015年以降に少なくとも計35回、17か国の暗号資産交換業者や金融機関へのサイバー攻撃で資金を盗んだ疑いがあり、インターネット空間で資金洗浄も行っていたと分析した。攻撃には朝鮮人民軍の偵察局が関わり、資金は大量破壊兵器の開発などに使われた可能性があるという。 報告書は、石油精製品を海上で移し替える「瀬取り」やぜいたく品の密輸など、制裁逃れが繰り返されている点も問題視した。ロイター通信によると、相次ぐ短距離弾道ミサイルの発射で「北朝鮮は核・ミサイル計画を強化し続けている」とも指摘した。 中間報告書は、制裁委員会での議論を経て9月上旬に公表予定だが、昨年は修正を要求したロシアに米国などが反発し、公表に至らなかった。https://www.yomiuri.co.jp/world/20190806-OYT1T50142/
北朝鮮、サイバー攻撃で兵器開発資金2100億円入手=国連報告書
北朝鮮に対する制裁決議の履行状況を監視する国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会・専門家パネルは、
北朝鮮が暗号資産(仮想通貨)交換業者などに対するサイバー攻撃を繰り返し、最大で推定20億ドル(約2120億円)を
手に入れた可能性を指摘する中間報告書をまとめた。国連外交筋が明らかにした。
専門家パネルが2日に制裁委員会に提出した報告書では、北朝鮮が2015年以降に少なくとも計35回、
17か国の暗号資産交換業者や金融機関へのサイバー攻撃で資金を盗んだ疑いがあり、インターネット空間で資金洗浄も行っていたと分析した。
攻撃には朝鮮人民軍の偵察局が関わり、資金は大量破壊兵器の開発などに使われた可能性があるという。
報告書は、石油精製品を海上で移し替える「瀬取り」やぜいたく品の密輸など、制裁逃れが繰り返されている点も問題視した。
ロイター通信によると、相次ぐ短距離弾道ミサイルの発射で「北朝鮮は核・ミサイル計画を強化し続けている」とも指摘した。
中間報告書は、制裁委員会での議論を経て9月上旬に公表予定だが、昨年は修正を要求したロシアに米国などが反発し、公表に至らなかった。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20190806-OYT1T50142/