【害虫】 「ココア淹れて飲んだらすげープチプチする」 知らないうちに「シバンムシ(死番虫)」が繁殖“その虫” 悩んでいませんか?家の中で、ごま粒のような、茶色い虫を見かけたことはありませんか?食卓や台所の流し、リビング、畳の上。ぷっくりした体型で、よちよち歩き、時に飛んだり、死んだふり?まで。いくらつぶしてもいっこうにいなくならない。その正体は、「シバンムシ」です。この虫、気温が高くなる梅雨の前、ちょうど今の時期から大発生します。でも、今、手を打てば、まだ間に合います。(ネット報道部・野町かずみ) NHKニュースhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20170526/k10010995891000.html■家の中で大発生去年の今頃から夏にかけて私(記者)は忌まわしい「ある虫」に悩まされていました。よちよちと、食卓を横切る小さな茶色い虫。即座に見なかったことにして、ティッシュでつぶしましたが、これが毎日続きます。流しでも、リビングの床でも、畳でも、家のいろんな場所で、毎日、数匹ずつ見かけるようになったのです。洗面所でも見かけたときには泣きたい気持ちになりました。調べるとどうやら「シバンムシ」という害虫だと、わかりました。かむことはないのですが、時々、部屋の中をふらふらと飛び回ります。気味が悪く、なんとかならないかと悶々としていたところ、冬の初めごろになり、ようやく見かけなくなりました。ところが・・・。今月になってその虫をまた見かけるようになったのです。■ネットにもネット上でも、シバンムシに被害を受けたという書き込みが。「小麦粉見たらめっちゃシバンムシわいてたwwwwなんか丸っこいものもいるから出してみたら幼虫めっちゃいたwwww」「最近、こいつに悩まされておりまする。乾麺や乾燥した食品を餌にするらしい。布団にいたりするのでどう駆除したらいいものか」「シバンムシに乾燥パスタ食われて粉々になってたのはびびった」「ココア淹れて飲んだらすげープチプチすんなって吐き出したらシバンムシのそうくつになってた」■その名も“死番虫” その生態は忌々しい「シバンムシ」に、ことしも再会。家には1歳と5歳の女の子がいて、食べ物と一緒に口に入ったりしないか心配で、不快な思いにも耐えきれず、今度は徹底して闘おうと決意しました。闘うには、まず、敵を知るところから。さっそく、ネットや専門書で下調べをしてから、研究機関に取材することにしました。 《“プロファイリング” シバンムシ》漢字で書くと「死番虫(しばんむし)」。もともと西洋にいたこの虫が古い家具をかじるカチカチという音が、不吉で死を呼ぶようだと、死時計、英語で「deathーwatchーbeetle」と名づけられ、明治時代に死の番人と訳されました。種類によって英語では「タバコの虫」や「ビスケットの虫」と呼ばれることも。 成虫の体長は2〜3ミリ。カブトムシやコガネムシを小さくしたような昆虫。頑丈な羽を持つ。気温は25度以上、70%ほどの湿度を好む。卵から成虫になるまでには早ければ2か月ほど。条件がよければ1年に何度もこのサイクルを繰り返す。えさとなるのは、小麦粉や米粉などの穀粉、パスタ、そうめんなどの乾燥麺類、ビスケットなどの菓子類。ほかにも、こしょうや一味とうがらしなどの調味料、漢方薬、たばこ、油かすなどの肥料。(ほとんどすべての乾燥動植物)。■発生源を突き止めよどこからともなく、次々とわいてくるシバンムシ。研究機関への電話取材でわかったのは、根本的な対策は、発生源を突き止めて一網打尽にすることでした。なるほど、敵の居城を探し当て、本陣をつぶせばいいのか。私は、家の中にある、粉類をすべてチェック、台所も徹底的に掃除しました。ところが、「発生源」は見つかりません。敵もさるもの。どこに隠れているのか。■プロの指南を受けて・・これはもう、害虫駆除のプロに指南を受けるしかないと、私は、殺虫剤メーカーを訪れることにしました。迎えてくれたのは、虫よけ剤の研究開発13年、アース製薬の渡辺優一さんです。さっそく、写真を見せながら、我が家の状況を説明しました。 (以下本文へ)
【害虫】 「ココア淹れて飲んだらすげープチプチする」 知らないうちに「シバンムシ(死番虫)」が繁殖
“その虫” 悩んでいませんか?
家の中で、ごま粒のような、茶色い虫を見かけたことはありませんか?
食卓や台所の流し、リビング、畳の上。ぷっくりした体型で、よちよち歩き、時に飛んだり、死んだふり?まで。
いくらつぶしてもいっこうにいなくならない。その正体は、「シバンムシ」です。
この虫、気温が高くなる梅雨の前、ちょうど今の時期から大発生します。でも、今、手を打てば、まだ間に合います。
(ネット報道部・野町かずみ)
NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170526/k10010995891000.html
■家の中で大発生
去年の今頃から夏にかけて私(記者)は忌まわしい「ある虫」に悩まされていました。よちよちと、食卓を横切る小さな茶色い虫。
即座に見なかったことにして、ティッシュでつぶしましたが、これが毎日続きます。
流しでも、リビングの床でも、畳でも、家のいろんな場所で、毎日、数匹ずつ見かけるようになったのです。
洗面所でも見かけたときには泣きたい気持ちになりました。
調べるとどうやら「シバンムシ」という害虫だと、わかりました。
かむことはないのですが、時々、部屋の中をふらふらと飛び回ります。
気味が悪く、なんとかならないかと悶々としていたところ、冬の初めごろになり、ようやく見かけなくなりました。
ところが・・・。今月になってその虫をまた見かけるようになったのです。
■ネットにも
ネット上でも、シバンムシに被害を受けたという書き込みが。
「小麦粉見たらめっちゃシバンムシわいてたwwwwなんか丸っこいものもいるから出してみたら幼虫めっちゃいたwwww」
「最近、こいつに悩まされておりまする。乾麺や乾燥した食品を餌にするらしい。布団にいたりするのでどう駆除したらいいものか」
「シバンムシに乾燥パスタ食われて粉々になってたのはびびった」
「ココア淹れて飲んだらすげープチプチすんなって吐き出したらシバンムシのそうくつになってた」
■その名も“死番虫” その生態は
忌々しい「シバンムシ」に、ことしも再会。
家には1歳と5歳の女の子がいて、食べ物と一緒に口に入ったりしないか心配で、不快な思いにも耐えきれず、
今度は徹底して闘おうと決意しました。
闘うには、まず、敵を知るところから。
さっそく、ネットや専門書で下調べをしてから、研究機関に取材することにしました。
《“プロファイリング” シバンムシ》
漢字で書くと「死番虫(しばんむし)」。もともと西洋にいたこの虫が古い家具をかじるカチカチという音が、
不吉で死を呼ぶようだと、死時計、英語で「deathーwatchーbeetle」と名づけられ、明治時代に死の番人と訳されました。
種類によって英語では「タバコの虫」や「ビスケットの虫」と呼ばれることも。
成虫の体長は2〜3ミリ。カブトムシやコガネムシを小さくしたような昆虫。頑丈な羽を持つ。気温は25度以上、
70%ほどの湿度を好む。
卵から成虫になるまでには早ければ2か月ほど。条件がよければ1年に何度もこのサイクルを繰り返す。
えさとなるのは、小麦粉や米粉などの穀粉、パスタ、そうめんなどの乾燥麺類、ビスケットなどの菓子類。
ほかにも、こしょうや一味とうがらしなどの調味料、漢方薬、たばこ、油かすなどの肥料。(ほとんどすべての乾燥動植物)。
■発生源を突き止めよ
どこからともなく、次々とわいてくるシバンムシ。
研究機関への電話取材でわかったのは、根本的な対策は、発生源を突き止めて一網打尽にすることでした。
なるほど、敵の居城を探し当て、本陣をつぶせばいいのか。
私は、家の中にある、粉類をすべてチェック、台所も徹底的に掃除しました。
ところが、「発生源」は見つかりません。敵もさるもの。どこに隠れているのか。
■プロの指南を受けて・・
これはもう、害虫駆除のプロに指南を受けるしかないと、私は、殺虫剤メーカーを訪れることにしました。
迎えてくれたのは、虫よけ剤の研究開発13年、アース製薬の渡辺優一さんです。
さっそく、写真を見せながら、我が家の状況を説明しました。
(以下本文へ)