>>966(続き)また、私たちミレニアル世代は奨学金を多く抱える世代でもあります。所得が低く、手元に残るお金が少ない中で、家賃、光熱費、食費を支払い、奨学金の返済まで毎月数万円抱えている……。これでは、何万円もする洋服や、高い食事に手を出せない。でも、ある程度は良いものは欲しいと考えた結果、「コスパ」を重視せざるを得ないというのが現状というわけです。ただし、コスパを追求すると、失敗をすることもあります。私自身も経験がありますが、安いと思ってネットショップで買った服が着た瞬間壊れるといったような、「安かろう悪かろう」という言葉のとおり、品質の低いものもたくさんあります。高くて良いものを買えるに越したことはないのです。それができないから、ミレニアル世代はコスパを念頭にお金を使おうとする。決してコスパがいいものが心から欲しいというわけではないのが、多くのミレニアル世代の発想でしょう。手元に残るお金が年々減少さらに、私たちの手元に残るお金が少ない原因の一つとして、ここ数年の日本社会の変化、すなわち「収入から減っていくお金・引かれていくお金の増加」で、私たちの手元に残るお金というのが年々減っていることがあります。まずは1997年から導入された消費税。数年ごとに料率があがり、2019年には10%に増税されます。さまざまなキャッシュバックキャンペーンなども検討されていますが、それがダイレクトに私たちの生活に金銭的な余裕を与えてくれるかというと、そうではないでしょうし、今後も増税がされるなんて議題も検討されています。2019年1月7日からは、海外旅行へ行くのにも1000円税金がとられるようになりますからね。また、以前は引かれていなかったボーナスからも社会保険料が引かれるようになったり、平成の初期から今に至るまでで社会保険料の負担も増え、少子高齢化の影響で年金がさらに必要になれば、毎月の社会保険料として引かれる金額も、今後も年々増え続ける可能性も否めません。たとえ増税がされたとしても、社会保険料がたくさん引かれたとしても、それに伴った給料の増加、経済の潤いや社会福祉の充実が私たちの実感としてあれば、そこまで反発もないのでしょうが、それが私たちミレニアル世代自身になかなか感じられないというのが、きっと私たちの将来に対する不安に大きく繋がっているのだと思います。安さを追求した先にはさらなる貧困最近の若者の間では、もはや「ユニクロですら高い」という声もあります。確かにユニクロには1000円台で買えるようなコスパがいいものもありますが、中には1万円くらいの、いわゆる普通の価格のものも売っています。一方でネットショップなどでは、もっと安い値段で同じようなものを買うことができたりもするとなると、だったらネットで買った方が良いという思考回路に簡単に切り替わる人も多いのです。家を買う、買わない、車を買う、買わないといった将来のために大きい買い物を……、という考え方は古いのです。自己投資や身近なコスパを重視するというような「今」を重視する消費スタイルが、ミレニアル世代のお金のリアルと言えるでしょう。ただでさえ人口が減り、働き手が減り、どの世代に至っても今でいう私たちミレニアル世代のように、若者の負担というのは増えていきます。そして、失われた30年が40年、50年と進んでしまう可能性もある中、このまま永遠にコスパを重視していくということは、コスパという名の、安さを追い求める沼にはまり続けるだけです。安さを追い求めるということは、つまり経済を縮小させてしまうことにつながります。そうなれば、もっともっと日本の企業の売上も減り、私たちの所得もどんどん減っていく。コスパ、つまり安さを追及する社会は、経済を衰退させ、結果的に私たちの貧しさを助長させてしまうばかりということを、知っておかなければならないのです。以下略http://news.livedoor.com/article/detail/15991028/
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(続き)
また、私たちミレニアル世代は奨学金を多く抱える世代でもあります。所得が低く、手元に残るお金が少ない中で、家賃、光熱費、食費を支払い、奨学金の返済まで毎月数万円抱えている……。
これでは、何万円もする洋服や、高い食事に手を出せない。でも、ある程度は良いものは欲しいと考えた結果、「コスパ」を重視せざるを得ないというのが現状というわけです。
ただし、コスパを追求すると、失敗をすることもあります。私自身も経験がありますが、安いと思ってネットショップで買った服が着た瞬間壊れるといったような、「安かろう悪かろう」という言葉のとおり、品質の低いものもたくさんあります。
高くて良いものを買えるに越したことはないのです。それができないから、ミレニアル世代はコスパを念頭にお金を使おうとする。決してコスパがいいものが心から欲しいというわけではないのが、多くのミレニアル世代の発想でしょう。
手元に残るお金が年々減少
さらに、私たちの手元に残るお金が少ない原因の一つとして、ここ数年の日本社会の変化、すなわち「収入から減っていくお金・引かれていくお金の増加」で、私たちの手元に残るお金というのが年々減っていることがあります。
まずは1997年から導入された消費税。数年ごとに料率があがり、2019年には10%に増税されます。さまざまなキャッシュバックキャンペーンなども検討されていますが、それがダイレクトに私たちの生活に金銭的な余裕を与えてくれるかというと、そうではないでしょうし、今後も増税がされるなんて議題も検討されています。2019年1月7日からは、海外旅行へ行くのにも1000円税金がとられるようになりますからね。
また、以前は引かれていなかったボーナスからも社会保険料が引かれるようになったり、平成の初期から今に至るまでで社会保険料の負担も増え、少子高齢化の影響で年金がさらに必要になれば、毎月の社会保険料として引かれる金額も、今後も年々増え続ける可能性も否めません。
たとえ増税がされたとしても、社会保険料がたくさん引かれたとしても、それに伴った給料の増加、経済の潤いや社会福祉の充実が私たちの実感としてあれば、そこまで反発もないのでしょうが、それが私たちミレニアル世代自身になかなか感じられないというのが、きっと私たちの将来に対する不安に大きく繋がっているのだと思います。
安さを追求した先にはさらなる貧困
最近の若者の間では、もはや「ユニクロですら高い」という声もあります。確かにユニクロには1000円台で買えるようなコスパがいいものもありますが、中には1万円くらいの、いわゆる普通の価格のものも売っています。
一方でネットショップなどでは、もっと安い値段で同じようなものを買うことができたりもするとなると、だったらネットで買った方が良いという思考回路に簡単に切り替わる人も多いのです。
家を買う、買わない、車を買う、買わないといった将来のために大きい買い物を……、という考え方は古いのです。自己投資や身近なコスパを重視するというような「今」を重視する消費スタイルが、ミレニアル世代のお金のリアルと言えるでしょう。
ただでさえ人口が減り、働き手が減り、どの世代に至っても今でいう私たちミレニアル世代のように、若者の負担というのは増えていきます。
そして、失われた30年が40年、50年と進んでしまう可能性もある中、このまま永遠にコスパを重視していくということは、コスパという名の、安さを追い求める沼にはまり続けるだけです。
安さを追い求めるということは、つまり経済を縮小させてしまうことにつながります。そうなれば、もっともっと日本の企業の売上も減り、私たちの所得もどんどん減っていく。コスパ、つまり安さを追及する社会は、経済を衰退させ、結果的に私たちの貧しさを助長させてしまうばかりということを、知っておかなければならないのです。
以下略
http://news.livedoor.com/article/detail/15991028/