【悲報】東京ビッグサイトが2019年から使えなくなりコミケ等のイベントが完全に終わるどうなる? “ビッグサイト問題”4月26日 21時17分3年後の東京オリンピック・パラリンピックの会場が思わぬところで波紋を呼んでいます。東京モーターショーや、コミックマーケットなどの会場として知られる日本最大の展示会場「東京ビッグサイト」が、オリンピックの施設として使われるため、準備期間も含めた1年半の間、使えなくなるというのです。これに対して、展示会を開く企業などが反発。経済的損失が大きいという声もあります。一連の動きを取材しました。(ネット報道部 副島晋記者)参加者から憤りの声26日、東京ビッグサイトで、見本市を企画したり出展したりする企業などを対象にした説明会が開かれました。およそ600人が参加。冒頭の数分間だけ報道機関の撮影が許可されましたが、その後は非公開で行われました。説明会終了後、会場から出てきた人たちが口にしたのは、「ビッグサイトが使えないという前提ありきの話だった」、「会場の見直しをしてほしい」などといった憤りの声。東京ビッグサイトをめぐり、何が起きているのでしょうか。何が起きてるの?東京ビッグサイトは、東京オリンピック・パラリンピックで世界各国の報道機関が拠点にする「メディアセンター」として使われることが決まっています。このうち、施設の大半を占める「東展示棟」と、隣接する「東新展示棟」はオリンピックの前年の2019年4月から2020年11月までの1年8か月間、一般の利用ができなくなります。メディアセンターとしての改修工事などが行われるためです。東展示棟の西側には「西展示棟」がありますが、広さは半分もないうえ、2020年4月からは、「プレスセンター」になるため、こちらも利用できなくなります。東京ビッグサイトを運営する東京都は、拡張棟や仮設展示場を新たに設けることにしていますが、いずれも大会期間前後の数か月は利用できません。経済損失が大きいこれに対して、国内の企業が反発しています。東京ビッグサイトでは年間でおよそ300件の展示会や見本市が開かれています。こうしたイベントの来場者数は1600万人余り。1年半以上イベントが開けないとなると、経済的損失が大きいのです。 イベントを主催する企業の業界団体、日本展示会協会の石積忠夫会長は、ことし1月の記者会見で、特に中小企業にとって見本市は顧客との商談の場として欠かせず、そうした機会が失われることは死活問題だと訴えました。協会の試算では、2020年4月から11月まですべての施設が使えない場合、およそ3万8000社の企業が展示会に出展できず、約1兆2000億円の売上が失われるとしています。また、展示会の装飾や警備など行う企業にも大きな影響があり、1300億円の損失が見込まれるとしています。中小企業の受け止めは中小企業にとって、どれほど深刻なのか。神奈川県藤沢市の電子機器メーカーの成勢幸一郎社長に話を聞きました。成勢さんの会社は従業員18人。太陽光パネル関連の機器やサービスの販売をしています。ことし3月、東京ビッグサイトで開かれた展示会で、ドローンを使って上空から太陽光パネルの状態を確認する新システムを展示しました。成勢社長にとっては、年に一度の大切な商談の場。およそ4000万円の売り上げを展示会の商談でまとめるそうです。「自分の会社の規模からすると、営業マンが全国に飛び回るのは難しい。展示会は新しいビジネスを見つけたり、情報を集めてビジネスを発展させる場所です。全国から来場者があって縁が作れるというのは、ビッグサイトでの展示会があってこそなので、展示会が開かれなくなると本当に困ります」http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170426/k10010962391000.html
【悲報】東京ビッグサイトが2019年から使えなくなりコミケ等のイベントが完全に終わる
どうなる? “ビッグサイト問題”
4月26日 21時17分
3年後の東京オリンピック・パラリンピックの会場が思わぬところで波紋を呼んでいます。東京モーターショーや、コミックマーケットなどの会場として知られる
日本最大の展示会場「東京ビッグサイト」が、オリンピックの施設として使われるため、準備期間も含めた1年半の間、使えなくなるというのです。
これに対して、展示会を開く企業などが反発。経済的損失が大きいという声もあります。一連の動きを取材しました。(ネット報道部 副島晋記者)
参加者から憤りの声
26日、東京ビッグサイトで、見本市を企画したり出展したりする企業などを対象にした説明会が開かれました。およそ600人が参加。
冒頭の数分間だけ報道機関の撮影が許可されましたが、その後は非公開で行われました。
説明会終了後、会場から出てきた人たちが口にしたのは、「ビッグサイトが使えないという前提ありきの話だった」、「会場の見直しをしてほしい」などといった憤りの声。
東京ビッグサイトをめぐり、何が起きているのでしょうか。
何が起きてるの?
東京ビッグサイトは、東京オリンピック・パラリンピックで世界各国の報道機関が拠点にする「メディアセンター」として使われることが決まっています。
このうち、施設の大半を占める「東展示棟」と、隣接する「東新展示棟」はオリンピックの前年の2019年4月から
2020年11月までの1年8か月間、一般の利用ができなくなります。メディアセンターとしての改修工事などが行われるためです。
東展示棟の西側には「西展示棟」がありますが、広さは半分もないうえ、2020年4月からは、「プレスセンター」になるため、こちらも利用できなくなります。
東京ビッグサイトを運営する東京都は、拡張棟や仮設展示場を新たに設けることにしていますが、いずれも大会期間前後の数か月は利用できません。
経済損失が大きい
これに対して、国内の企業が反発しています。東京ビッグサイトでは年間でおよそ300件の展示会や見本市が開かれています。
こうしたイベントの来場者数は1600万人余り。1年半以上イベントが開けないとなると、経済的損失が大きいのです。
イベントを主催する企業の業界団体、日本展示会協会の石積忠夫会長は、ことし1月の記者会見で、特に中小企業にとって
見本市は顧客との商談の場として欠かせず、そうした機会が失われることは死活問題だと訴えました。
協会の試算では、2020年4月から11月まですべての施設が使えない場合、およそ3万8000社の企業が展示会に出展できず、
約1兆2000億円の売上が失われるとしています。また、展示会の装飾や警備など行う企業にも大きな影響があり、1300億円の損失が見込まれるとしています。
中小企業の受け止めは
中小企業にとって、どれほど深刻なのか。神奈川県藤沢市の電子機器メーカーの成勢幸一郎社長に話を聞きました。
成勢さんの会社は従業員18人。太陽光パネル関連の機器やサービスの販売をしています。ことし3月、東京ビッグサイトで開かれた展示会で、
ドローンを使って上空から太陽光パネルの状態を確認する新システムを展示しました。成勢社長にとっては、
年に一度の大切な商談の場。およそ4000万円の売り上げを展示会の商談でまとめるそうです。
「自分の会社の規模からすると、営業マンが全国に飛び回るのは難しい。展示会は新しいビジネスを見つけたり、
情報を集めてビジネスを発展させる場所です。全国から来場者があって縁が作れるというのは、ビッグサイトでの展示会があってこそなので、展示会が開かれなくなると本当に困ります」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170426/k10010962391000.html