>>111続き就職を控えていた山脇さんだったが、この件が響いて、大手自動車メーカーへの学校推薦枠から外された。友人も、スポーツ推薦で行くはずだった大学の進学を諦めざるを得ず、彼女とも別れてしまった。山脇さんはその後、地元から遠く離れた都市にある専門学校を卒業し、地元の近隣市にある法律事務所でアルバイトしながら、行政書士資格を取るべく勉強中だ。友人も、一浪後に一般入試で大学に進学。現在は大学院に向けて勉強中だ。 誰かが常に「炎上ネタ」を探している「僕も友人も、行く先々で“炎上してたヤツ”と陰でコソコソ言われ続けました。今でこそ笑い話かもしれませんが、当時は本当に死にたいと思うほどだったし、友人と二人で、どこか遠い国にでも行こうと真剣に話していました。僕らが間違っているのはわかっていますが、それでも、寄ってたかってあそこまでするのがネットの中の人たちかと。僕らと同じように、バカをやって炎上する人が絶えませんが、ネットの恐ろしさを、もっとみんなが知るべきです」たった一度のつぶやきで、人生設計が狂ってしまうこともある。ネット、SNSは友人・知人だけで繋がっているものではない。その繋がりは世界中の人々から監視可能な状態にあり、悪意を持った誰かが常に、次の「炎上ネタ」を探している。一度炎上してしまえば、拡散され、まとめサイトで勝手に記事にされ、一生消えない。山脇さんは語気を強めていう。「ネットとリアルの感覚の違い、これを若い頃から学校でも教えるべきです」<取材・文/カトウ伊香保> ※バカッターとは、2010年代の日本のインターネットにおいて誕生した、利用者によって行われている行為の形態を表すインターネットスラング。馬鹿とTwitterの合成語(造語)である。これはTwitterの一部利用者による投稿が、いかに馬鹿な内容であるかが話題になったことからこの名称が広まった。主にツイッターの利用者等が自らTwitter・Facebook・動画サイトへの投稿を通して、反社会的行動を世に曝け出す行為を示す
>>111続き
就職を控えていた山脇さんだったが、この件が響いて、大手自動車メーカーへの学校推薦枠から外された。友人も、スポーツ推薦で行くはずだった大学の進学を諦めざるを得ず、彼女とも別れてしまった。山脇さんはその後、地元から遠く離れた都市にある専門学校を卒業し、地元の近隣市にある法律事務所でアルバイトしながら、行政書士資格を取るべく勉強中だ。友人も、一浪後に一般入試で大学に進学。現在は大学院に向けて勉強中だ。
誰かが常に「炎上ネタ」を探している
「僕も友人も、行く先々で“炎上してたヤツ”と陰でコソコソ言われ続けました。今でこそ笑い話かもしれませんが、当時は本当に死にたいと思うほどだったし、友人と二人で、どこか遠い国にでも行こうと真剣に話していました。僕らが間違っているのはわかっていますが、それでも、寄ってたかってあそこまでするのがネットの中の人たちかと。僕らと同じように、バカをやって炎上する人が絶えませんが、ネットの恐ろしさを、もっとみんなが知るべきです」
たった一度のつぶやきで、人生設計が狂ってしまうこともある。ネット、SNSは友人・知人だけで繋がっているものではない。その繋がりは世界中の人々から監視可能な状態にあり、悪意を持った誰かが常に、次の「炎上ネタ」を探している。一度炎上してしまえば、拡散され、まとめサイトで勝手に記事にされ、一生消えない。山脇さんは語気を強めていう。
「ネットとリアルの感覚の違い、これを若い頃から学校でも教えるべきです」<取材・文/カトウ伊香保>
※バカッターとは、2010年代の日本のインターネットにおいて誕生した、利用者によって行われている行為の形態を表すインターネットスラング。馬鹿とTwitterの合成語(造語)である。
これはTwitterの一部利用者による投稿が、いかに馬鹿な内容であるかが話題になったことからこの名称が広まった。主にツイッターの利用者等が自らTwitter・Facebook・動画サイトへの投稿を通して、反社会的行動を世に曝け出す行為を示す