>>243【鹿児島】女児保護しなかった児相「親子の愛着感じた」4歳死亡 鹿児島県出水(いずみ)市のアパートで、4歳の女児が同居する母親の交際相手の男に殴られた事件で、同市が女児の体に複数の青あざを確認しながら、児童相談所や県警に伝えていなかったことがわかった。女児が計4回保護されたことについては、児相がネグレクト(育児放棄)と認定しながら、自治体や警察などとの見守り対象にとどめていた。 この事件では、出水市の建設作業員、日渡駿容疑者(21)が8月27日夜、大塚璃愛來(りあら)ちゃん(4)の頭部を殴ったとして、暴行容疑で逮捕された。璃愛來ちゃんは28日に死亡した。死因は水死の疑いがある。 出水市によると、璃愛來ちゃんの顔などに複数のあざを確認したのは8月5日。母親の受診に連れられてきた市内の病院で職員が気づき、市もこの情報を把握した。7月22日には嘔吐(おうと)の症状を訴え、別の病院の救急外来を受診。母親は「テーブルで頭をぶつけた」と説明した。市はこうした情報を県の中央児相に伝えていなかった。 璃愛來ちゃんは今春、以前住んでいた薩摩川内市で夜間に一人でいたことから計4回県警に保護された。これを受け、出水市は出水署から家庭訪問の有無などを照会されたが、あざについては伝えなかったという。 出水市は朝日新聞の取材に「ネグレクト事案としては適切に対応した」と説明している。 璃愛來ちゃんが計4回保護された件では、県警がネグレクトの疑いもあるとして、児相に一時保護の必要性などを2回通告。だが、児相は一時保護に踏み切らなかった。児相は4月3日、再び同様の問題が起これば一時保護すると母親に通知。9日にあった児相や警察、薩摩川内市による「要保護児童対策地域協議会」では、経過を見守ることにした。翌10日、児相はネグレクトと認定したが、見守り対象にとどめ、自治体を中心として家庭訪問や電話による状況確認などをすることになっていた。 児相は一時保護しなかった理由について「親子の愛着が感じられるなど、一時保護が必要と判断しなかった」とし、児童福祉法などに照らし適切な対応だったと説明。4月中旬以降、夜間の保護などの問題が報告されず、「(ネグレクトは)落ち着いてきたと認識していた」としている。 県警は2日午前、日渡駿容疑者を出水署から鹿児島地検に送検した。朝日新聞社https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190902-00000057-asahi-soci【責任の押し付け合い】女児の青あざ、児相「市から報告受けてません」警察も市から報告なし 鹿児島4歳死亡 https://www.asahi.com/articles/ASM9252PFM92TLTB007.html女児の青あざ、児相「市の報告受けず」 鹿児島4歳死亡有料記事外尾誠、小瀬康太郎2019年9月2日17時26分 鹿児島県出水(いずみ)市で4歳の女児が同居する母親の交際相手の男に殴られた事件で、同市が女児に複数の青あざがあることを確認したことなどについて、児童相談所が報告を受けていなかったことがわかった。児相は4月に女児がネグレクト(育児放棄)の状態と認定し、関係機関での見守りの対象にしていた。女児に青あざ複数、市は県警に伝達せず 鹿児島4歳死亡 この事件では、出水市の建設作業員、日渡駿容疑者(21)が8月27日夜、大塚璃愛來(りあら)ちゃん(4)の頭部を殴ったとして暴行容疑で逮捕された。璃愛來ちゃんは同28日に死亡した。死因は水死の疑いがある。日渡容疑者は璃愛來ちゃんの母親と交際し、3人で生活していた。 同市によると、7月22日に璃愛來ちゃんは自宅のテーブルで頭部を打ったとして嘔吐(おうと)の症状を訴え、救急外来を受診。8月5日には別の病院で顔などに複数の青あざが確認されていた。保健師らが複数回自宅を訪ね、暴行事件前日の同26日には母親と璃愛來ちゃんに面談。顔や頭部といった外見を見て虐待を疑わせる異常はないと判断していた。 こうした情報について、県の中央児童相談所の佐多士郎所長らは1日夜、記者団に「公式な報告は受けていない。事務レベルで受けていたのかは確認の必要があるが、手元の資料にはない。(報告が)あれば調査していた」と説明している。 璃愛來ちゃんは3月下旬〜4月上旬にかけ、当時住んでいた薩摩川内市内で夜間に1人でいたのを薩摩川内署が保護。児相は4月、ネグレクト事案と認定し、見守り対象にしていた。(外尾誠、小瀬康太郎)■基本ルールが守…残り:871文字/全文:1517文字
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【鹿児島】女児保護しなかった児相「親子の愛着感じた」4歳死亡
鹿児島県出水(いずみ)市のアパートで、4歳の女児が同居する母親の交際相手の男に殴られた事件で、同市が女児の体に複数の青あざを確認しながら、
児童相談所や県警に伝えていなかったことがわかった。女児が計4回保護されたことについては、児相がネグレクト(育児放棄)と認定しながら、
自治体や警察などとの見守り対象にとどめていた。
この事件では、出水市の建設作業員、日渡駿容疑者(21)が8月27日夜、大塚璃愛來(りあら)ちゃん(4)の頭部を殴ったとして、暴行容疑で
逮捕された。璃愛來ちゃんは28日に死亡した。死因は水死の疑いがある。
出水市によると、璃愛來ちゃんの顔などに複数のあざを確認したのは8月5日。母親の受診に連れられてきた市内の病院で職員が気づき、市もこの情報を
把握した。7月22日には嘔吐(おうと)の症状を訴え、別の病院の救急外来を受診。母親は「テーブルで頭をぶつけた」と説明した。市はこうした情報を
県の中央児相に伝えていなかった。
璃愛來ちゃんは今春、以前住んでいた薩摩川内市で夜間に一人でいたことから計4回県警に保護された。これを受け、出水市は出水署から家庭訪問の有無などを
照会されたが、あざについては伝えなかったという。
出水市は朝日新聞の取材に「ネグレクト事案としては適切に対応した」と説明している。
璃愛來ちゃんが計4回保護された件では、県警がネグレクトの疑いもあるとして、児相に一時保護の必要性などを2回通告。だが、児相は一時保護に
踏み切らなかった。児相は4月3日、再び同様の問題が起これば一時保護すると母親に通知。9日にあった児相や警察、薩摩川内市による「要保護児童対策地域協議会」では、
経過を見守ることにした。翌10日、児相はネグレクトと認定したが、見守り対象にとどめ、自治体を中心として家庭訪問や電話による状況確認などを
することになっていた。
児相は一時保護しなかった理由について「親子の愛着が感じられるなど、一時保護が必要と判断しなかった」とし、児童福祉法などに照らし適切な対応
だったと説明。4月中旬以降、夜間の保護などの問題が報告されず、「(ネグレクトは)落ち着いてきたと認識していた」としている。
県警は2日午前、日渡駿容疑者を出水署から鹿児島地検に送検した。
朝日新聞社
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190902-00000057-asahi-soci
【責任の押し付け合い】女児の青あざ、児相「市から報告受けてません」警察も市から報告なし 鹿児島4歳死亡
https://www.asahi.com/articles/ASM9252PFM92TLTB007.html
女児の青あざ、児相「市の報告受けず」 鹿児島4歳死亡
有料記事
外尾誠、小瀬康太郎
2019年9月2日17時26分
鹿児島県出水(いずみ)市で4歳の女児が同居する母親の交際相手の男に殴られた事件で、同市が女児に複数の青あざがあることを確認したことなどについて、児童相談所が報告を受けていなかったことがわかった。児相は4月に女児がネグレクト(育児放棄)の状態と認定し、関係機関での見守りの対象にしていた。
女児に青あざ複数、市は県警に伝達せず 鹿児島4歳死亡
この事件では、出水市の建設作業員、日渡駿容疑者(21)が8月27日夜、大塚璃愛來(りあら)ちゃん(4)の頭部を殴ったとして暴行容疑で逮捕された。璃愛來ちゃんは同28日に死亡した。死因は水死の疑いがある。日渡容疑者は璃愛來ちゃんの母親と交際し、3人で生活していた。
同市によると、7月22日に璃愛來ちゃんは自宅のテーブルで頭部を打ったとして嘔吐(おうと)の症状を訴え、救急外来を受診。8月5日には別の病院で顔などに複数の青あざが確認されていた。保健師らが複数回自宅を訪ね、暴行事件前日の同26日には母親と璃愛來ちゃんに面談。顔や頭部といった外見を見て虐待を疑わせる異常はないと判断していた。
こうした情報について、県の中央児童相談所の佐多士郎所長らは1日夜、記者団に「公式な報告は受けていない。事務レベルで受けていたのかは確認の必要があるが、手元の資料にはない。(報告が)あれば調査していた」と説明している。
璃愛來ちゃんは3月下旬〜4月上旬にかけ、当時住んでいた薩摩川内市内で夜間に1人でいたのを薩摩川内署が保護。児相は4月、ネグレクト事案と認定し、見守り対象にしていた。(外尾誠、小瀬康太郎)
■基本ルールが守…
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