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日本の1割の最上階級が貯蓄総額の4割を占め、貯蓄400万未満の中流層以下を足し合わせても貯蓄総額の6% 国民の貯蓄格差を可視化すると…… 厚労省の『国民生活基礎調査』では、対象世帯の貯蓄額を調査しています。2013年調査のデータによると、 貯蓄ゼロの世帯は全体の17.5%、200万未満の世帯まで広げると35.4%です。 その一方で、1000万以上の世帯も同じく3割ほどとなっています。 湯浅誠さん(社会活動家・法政大学教授)流にいうと、「溜め」がある人とない人。 現代日本では、こうした「貯蓄格差」が大きくなってきているように思えます。 収入格差に比べて、この面の格差はあまり取り上げられないようです。 今回は、国民の貯蓄格差の実態を可視化してみようと思います。 過去に比してどうか、どの年齢層で格差が大きいか。この2点が観察ポイントです。 まずは上記の『国民生活基礎調査』のデータをもとに、世帯の貯蓄額分布をみてみましょう。 貯蓄ゼロの世帯が1600世帯で最も多くなっています。 先ほど述べたように、全体の17.5%です。多くは、若者や高齢者の単身世帯でしょう。 その次に多いのは、最上の3000万以上の世帯です(913世帯=1割)。 分布の形状をみると、中央が厚いノーマル分布ではなく、上と下に分化した型になっています。 世帯数の右隣の貯蓄量とは、各階級に属する世帯の貯蓄額の総量です。階級値に世帯数を乗じた値です。 貯蓄200万円台の世帯は、中間をとって貯蓄250万円とみなします。 よって、この階級の貯蓄額総量は、250万円×621世帯=15億5250万円となります。 13の階級の貯蓄額を総計すると、836億9950万円です。これが社会全体の貯蓄額になりますが、 問題はこの巨額の「溜め」が各階級にどう配分されているかです。 中央の相対度数とは、全体を1.0とした値です。これをみると、世帯数の上では1割しか占めない 最上階級(貯蓄3000万以上)が、社会全体の「溜め」の38.2%をも占有しています。 貯蓄400万未満の世帯が全体の半分近くですが、この層には、社会全体の「溜め」の6.2%しか行き届いていません。 「日本の貯蓄格差は常軌を逸して大きい」 常軌を逸した日本の「貯蓄格差」 貯金ほぼゼロ、生活破綻寸前の人もいる? 産経Biz 2016.4.10 17:07 http://www.sankeibiz.jp/econome/news/160410/ecd1604101707003-n1.htm
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