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現場先で見つけた美味しい飲食店など/食のニュース
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94.[名無しさん] 寄生虫「アニサキス」の食中毒急増
生の魚介類に付着する寄生虫「アニサキス」による食中毒の被害報告が急増している。
魚を生で食べる習慣のある日本で多く、厚生労働省の統計では、ノロウイルス、
カンピロバクターに次ぐ食中毒原因物質の第3位に。加熱するか、マイナス20度以下で
24時間冷凍すれば問題はないが、冷蔵技術の進歩で鮮度のよい生食用の流通量が増えたことが、
逆に被害増大につながっているようだ。激しい腹痛を起こすアニサキス。食中毒急増の背景を探った。(貝原加奈)
アニサキスの卵は海中でふ化した後、魚などが食べるオキアミを経てアジやサバ、カツオ、イカ、
サケなどの内臓に寄生。魚介類が死ぬと筋肉に移る。虫体は長さ2〜3センチ、幅0・5〜1ミリで
白色の太い糸のよう。生食後、数時間から数日で発症し、みぞおちなどに激しい痛みを引き起こす。
同省によると、アニサキスによる食中毒は2007年の6件から、16年には20倍を超える124件に増加。
国立感染症研究所寄生動物部の杉山広前室長が05〜11年の約33万人のレセプト(診療報酬明細書)を
基に推計したところ、年間発生数は約7千件に上ったといい、統計は「氷山の一角」との指摘もある。
神戸市でも、食品衛生法改正で、アニサキスを原因とする食中毒が届け出対象になった13年以降、
13〜15年に各2件、16年は1件が報告された。今年に入ってからは既に飲食店で3件発生。
同市保健所は「冷蔵技術の発達で生の状態で流通させる商品が増えたことに加え、
内視鏡検査技術や設備が整い、虫体摘出が容易になった」と説明する。
内閣府食品安全委員会のまとめでは、アニサキスが検出される魚は、サバ類が最も多く(北海道を除く)、
西日本や関東ではイワシ類、カツオ類も多い。水揚げ地の違いにより、生で輸送できる魚が違うからという。
国内産のマサバ218尾のうち74・3%に当たる162尾から幼虫が検出されたとする研究結果もある。
13年以降、毎年数件は被害が報告される兵庫県内でも悲鳴が上がる。神戸市内で飲食店を営む
男性は「鮮度のよいものを仕入れており、まな板や包丁の消毒も気に掛けている。素早く内臓を
出してさばく以外に防ぐ方法があるのか」と困惑する。県内の小売店は「アニサキスが寄生している
恐れがあるので、生食用の魚はできるだけ冷凍で仕入れている」。冷凍処理していない魚は目視で
確認し、見つければ取り除いているという。
アニサキス被害の広がりを受け、サバ料理専門店の「SABAR(サバー)」神戸元町店(神戸市中央区)では
5月下旬から、店頭に張り紙を掲示。冷凍処理したサバを使用しているため、被害報告がないことを強調した。
梅林洋太店長(31)は、「水揚げしてすぐ船上で冷凍処理したサバなので、鮮度も味もよい。
安心して足を運んでほしい」と安全をアピールする。
同市保健所は「冷凍物を使わず、鮮度にこだわる飲食店の方が被害が出やすい」として、
今月始まった食中毒予防特別期間に合わせ、消費者や事業者に注意を呼び掛けていく。
神戸新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170611-00000010-kobenext-hlth 06/13 18:40
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